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RHEL7系へのJP1/PFMエージェントのインストール手順

* 基礎知識 [#x67251a0]
** LinuxでCD/DVDをマウントする方法 [#z592bb1e]

+ オートマウントされるか確認する。
++(外付けの場合のみ)DVDドライブを接続する。
++ メディアを挿入する。
++ # df で確認する。
++ オートマウントされる設定であれば、/media/xxxxx〜や、/run/media/〜というマウントが出来ている。
+++ そのdir名がマウント先なので覚えておく。以降のマウント手順は不要。
+ オートマウントされなければ、手動でマウントする。
++ まずドライブのデバイス名を調べる。
+++ # dmesg | grep "CD"
+++ sr 3:0:0:0: Attached scsi CD-ROM sr0 などと表示される。
+++ このsr0の所がドライブのデバイス名(/dev/sr0)と分かる。大抵はsr0かsr1。
++ マウント先dirを作成する。
+++ # mkdir /mnt/DVD とか。名前は任意。既にあるdirを使っても良い。
++ 手動でマウントする。
+++ # mount -t iso9660 /dev/sr0 /mnt/DVD の様に<調べたデバイス名> <マウント先dir>を指定。
++ # df で確認する。

** LinuxでCD/DVDをアンマウント(取り出し)する方法 [#c3003c0e]
+ 現在、CD/DVDのマウント先dir配下に居るなら、cdコマンドで別のdirに移動する。
+ # umount /mnt/DVD  の様に<マウント先dir>を指定してアンマウントする。
+ # df で消えた事を確認する。


* インストール手順 [#g5b8cca7]

** JP1に必要なrpmを予めインストールしておく [#v36a8e69]

- 以下のrpmを、RHEL7のDVDのPackages dirから、またはネットから取ってくる。
-- DVDのマウント方法は上の章を参照。
-- ネットとはRHELのサポートページから。
--- https://access.redhat.com/のログインから入る。
--- 上のDOWNLOAD、Red Hat Enterprise Linux、パッケージタブ、Search窓にrpm名(glibcなど)を入れる。
-- JP1は現状、32bit版しかないので、RHEL7が64bitであってもrpmは「i686版」を入れる点に注意。
-- 似た名称のrpmファイルが多いので間違えないように。特にnss-softokn-「freebl」が分かり難い。
-- バージョン番号等は環境によって違うので、適宜読み替えること。
- 以下、長いコマンドは見易く改行しているが、コマンド投入は1行で良い。
-- コピペできないコンソール画面から手入力で手順書書いているので、細かい誤字は容赦頂きたい。

 # rpm -ivh  \
 #     libstdc++-4.8.5-e.el7.i686.rpm \
 #     libgcc-4.8.5-4.el7.i686.rpm \
 #     glibc-2.17-105.el7.i686.rpm \
 #     nss-softokn-freebl-3.16.2.3-13.el7_1.i686.rpm

インストールが終わったらDVDをアンマウントしておく。

** JP1/PFMエージェントをインストールする [#tb726756]

+ JP1/PFMエージェントのDVDを挿入する。
+ マウントする。
++ DVDのマウント方法は上の章を参照。
++ # df でマウントできている事、マウント先dir名を確認する。
+++ ややこしい事に、オートマウントと手動マウントでは実行権が変わる。インストーラの起動方法を別々に示す。
+ オートマウントの場合
++ マウント先が/run/media/(アカウント名)/(DVD名)だと思う。
+++ 私が試した時は、/run/media/root/DXRS23V111 だった。DVD名はDVD次第なので読み替えること。
++ JP1/PFMのインストーラを起動する。
+++ # bash (マウント先)/(メディア名)/linux/setup <linuxの前までのパス>
+++ 例) # bash /run/media/root/DXRS23V111/linux/setup /run/media/root/DXRS23V111
+ 手動マウントの場合
++ JP1/PFMのインストーラを起動する。
+++ # (マウント先)/(メディア名)/LINUX/SETUP <LINUXの前までのパス>
+++ 例) # /mnt/DVD/LINUX/SETUP /mnt/DVD
+ (あとはRHEL6までのインストール手順と同じ)
+ JP1/PFM - BASEをインストールする。
++ カーソルをJP1/PFM - BASEに合わせ、スペースキーで選択し、左に@マークを付ける。
+++ カーソルはカーソルキー、(vi同様に)jとkで上下に移動できる。
++ i でインストールを選択
++ y で承諾。
++ JP1マネージャのホスト名を聞かれるので、ari-mresm01とか(拠点毎の指定の)ホスト名を入力する。
+++ 卸町はsen-mresm01、有明はari-mresm01、あとは全て蔵前と同じでkra-mresm01を指定。
++ Installation completed.が出れば完了。
+++ BASEの方はAgentより長くて、1〜2分待たされるので(99%で止まっている様で焦るが)じっと待つ。
++ q で抜ける。
+ JP1/PFM - Agentをインストールする。
++ カーソルをJP1/PFM - Agent〜に合わせ、スペースキーで選択し、左に@マークを付ける。
++ i でインストールを選択
++ y で承諾。
++ Installation completed.が出れば完了。
++ q で抜ける。
++ q でインストーラを終了させる。

** JP1/PFMエージェントを設定する。 [#r20e5a1b]

- 監視網仕様書通りに実行すると、RHEL7ではポートが既に使われている、とエラーになる。
- ただ、監視網仕様書ではこの手順を実行しているが、実際には不要と思われる。
-- 日立のJP1/PFMのマニュアルには、デフォルト値からポート番号を変更する場合だけ実行、とある。
- よってこの手順は、今のところ不要と判断する(どうせエラーになるから実行できないし)。

** 自動起動スクリプトの登録 [#qe41e95d]

+ # cd /opt/jp1pc
+ # cp -p jpc_start.model jpc_start
+ # cp -p jpc_stop.model jpc_stop

** JP1のhostsファイルを登録する。 [#ja588a6b]
+ # vi /opt/jp1pc/jpchosts で拠点毎に以下を追記する。
++ 有明の場合
+++ ari-mresm01 10.159.216.38
+++ ari-mnetm01 10.159.216.36
++ 卸町の場合
+++ sen-mresm01 10.159.215.10
+++ sen-mnetm01 10.159.215.9
++ その他の拠点の場合
+++ kra-mresm01 10.159.213.10
+++ kra-mnetm01 10.159.213.9

** JP1サービスを起動する [#ya05a492]
+ # /opt/jp1pc/tools/jpcspm start -key all で起動。
+ # /opt/jp1pc/tools/jpctool service list -key all で確認。
++ 私が試した環境(スタンドアローン)では確認できなかった。
++ 恐らくマネージャと繋がる環境で試さないとだめ?


* メモ [#h4e9d190]
** インストーラのメモ [#x198b488]
*** インストーラのキー入力 [#t3f27072]
- 大文字でも小文字でもいいみたい。例えばインストール時は I でも i でも同じ。
- 一度インストールに失敗していると、Do you want to continue〜って聞かれる? y で承諾。

*** インストールが失敗した時 [#o861ff2b]
- /etc/.hitachi/.hitachi.log にログが記録されるので、よく読めばエラー原因が分かる。
-- ログは01, 02, ... とリネーム退避されるようだ。
-- うわっ、とならずちゃんと英語読む様に。
-- 大抵はrpm不足だと思われる。
- インストールが途中で失敗すると、再実施してもホスト名が設定できず不安になる。
-- 最終的に以下の「ホスト名を再指定したい時」を実施した方が良いと思う。

*** ホスト名を再指定したい時 [#ic39b3f1]
- 一旦アンイストールしてから、再度インストールするのが確実。
-- インストーラを起動させたら、d でDeleteが選べる。同様に選択して削除する。
-- その後で、改めてインストーラを起動すれば、ホスト名を再度投入できる。


* メモ [#de2714d6]

#memo(* ライセンス\nhirokazu.okazaki@east.ntt.co.jp\n5J08L-2UHE7-K8Y81-012RH-84Q1N\nhttps://my.vmware.com/jp/group/vmware/evalcenter?p=free-esxi6\n\n* Avalancheハンズオンセミナーの資料\n検証環境\n\\172.16.0.100\kensyo\90_参考\03_Avalancheハンズオンセミナー20160721\n)

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